2018年05月18日

第628回 ゼリーは小粒ほど硬い!?(日本分析化学専門学校配信)

56f5102fe2351ea973043e96efb5f5c5_s.jpg初夏の季節においしいゼリーはゼラチンでできていますが、その大きさを100分の1 mmという非常に小さいサイズにすると通常の大きさに比べて10倍も硬くなることが分かりましたこのような現象が起こる理由は小さくすることでベータ‐シートと呼ばれる通常の大きさの時にはできない分子構造になるためです微小化によるゼリーの性質の変化は食品、化粧品、医薬品への応用だけでなく細胞の機能解明にも貢献できる発見となるでしょう
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2018年05月11日

第627回 光合成をしない植物!?(日本分析化学専門学校配信)

8e30fb1535e71794437d02d8381cb8ae_s.jpg私たちヒトを含む動物は、生きるために何らかの食べ物を摂取して栄養を得ていますが、植物は光を利用した光合成により、栄養となる有機物を自ら作り出していますしかし、植物でも光合成をやめてしまった植物がいるのをご存知ですかそれらは「菌寄生植物」といい、進化の過程で光合成の機能を捨てました名前から想像できる通り、共生する菌類から栄養を得て生きているのですこれが世界に880種もいるとは驚きますね
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2018年05月04日

第626回 カレーに広がるウコンの用途!?(日本分析化学専門学校配信)

af8f1a58cc2567f1f0d3c4a3036b285d_s.jpg日本人にはカレー好きが多く、カレーは国民食とも呼ばれていますカレーのスパイスの主原料はウコン(別名:ターメリック)という黄色の香辛料で、あのカレー独特の風味を出していますウコンにはクルクミンという黄色い色素が含まれ、これがマスタードやたくあんといった食品の着色や防腐に使われていますまたクルクマ紙というホウ酸検出試薬としても使われていますウコンを原料とした新しい食品や製品が次々と誕生しています
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2018年04月27日

第625回 豆腐はなぜ固まるの?(日本分析化学専門学校配信)

e0239341d83d6c3c5324f8385291a209_s.jpg「豆乳ににがりを加えると固まって豆腐ができる」ということを知っている方は多いと思いますでは、なぜ固まるのでしょうか?にがりの主成分(塩化マグネシウム)が、豆乳中のたんぱく質分子と電気的に結び付き、強固なゲルを作るからですまた、豆乳中のフィチン酸がマグネシウムイオンの仲立ちをして、より水を抱えやすいゲルを作っているのも理由です日本の伝承食品である豆腐の製造技術に化学は活かされているのです!
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2018年04月20日

第624回 バラの香りでハチを撃退?!(日本分析化学専門学校配信)

10a69340773e3e82fd90fe872d3a5b1a_s.jpg春は花々の良い香りを楽しむことができますその香りに誘われて虫たちも花に集まりますその中には私たちにとって危険な虫もおり、スズメバチに刺されると亡くなってしまう場合もありますところがバラなどの香りに含まれる「2-フェニルエタノール」という物質をスズメバチにふりかけると人を刺すなどの攻撃行動をしなくなることが分かりましたこの物質を使って、スズメバチから身を守るスプレーなどの商品開発が望まれます
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2018年04月13日

第623回 土に還る環境に優しい電池(日本分析化学専門学校配信)

137a4432b0142ee139b4ced634948a3f_s.jpg土に還る環境に優しい電池が開発されました従来の電極は、粉末状カーボンの粒子を繋ぎ止めて固めた構造をしていますしかし、固めるために使う化学薬品(結着剤)には土壌に存在しないフッ素系樹脂などが使われ、燃やすと有害ガスが発生します今回開発された電池の電極(正極)は、生物由来のカーボンに処理を施し、結着剤を使用することなく作られています他にも肥料成分が活用され、環境に優しい電池となっています
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2018年04月06日

第622回 鉄を腐らす危険な細菌!?(日本分析化学専門学校配信)

7d61f6d8c606c7722cd8fb6294107145_s.jpg一般に酸素との化学反応で鉄は腐食しますしかし、細菌で腐食することもありますこれまで硫酸還元菌が腐食の原因菌であると解っていましたが、メカニズムは不明でした今回、硫酸還元菌の細胞膜の分析により、鉄を還元する時に発現する酵素が発見されましたこれまで石油採掘用パイプラインの腐食を防ぐため、抗生物質で殺菌していました酵素であれば、抗生物質を使わずに洗浄することができる可能性があります
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2018年03月30日

第621回 炎色反応を果物名で覚えよう!(日本分析化学専門学校配信)

ecfc8f83716761d9ad61a4362c661cc8_s.jpg金属を含んだ物質を炎の中に入れると炎の色が変わる炎色反応は、その金属によって特有な色が現れます代表的な金属の色は、Li(リチウム)赤、Na(ナトリウム)黄、K(カリウム)紫、Cu(銅)黄緑、Ca(カルシウム)橙、Sr(ストロンチウム)紅、Ba(バリウム)緑ですその色を果物名で覚える方法がありますリンゴは赤、梨は黄、巨峰は紫、ドリアンは黄緑、柿は橙、ストロベリーは紅、(若い)バナナは緑!色がイメージしやすいですね
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2018年03月23日

第620回 骨と同じ成分の人工骨、世界初の実用化へ(日本分析化学専門学校配信)

c289331c580b379291e8a051ec3fc112_s.jpg骨と同じ成分の人工骨が開発され、インプラント(人工歯根)治療で初めて薬事承認されました骨の主な成分「炭酸アパタイト」を粉末状で作る技術は以前からありましたが、炎症を起こす可能性から移植できませんでしたそこで、この成分を顆粒状にし、顎骨の欠損部に詰めると人の体内で骨に置き換わることが実証されました患者の骨を移植してインプラント治療を行う従来の方法と異なり、より多くの人に治療の道が開かれました
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2018年03月16日

第619回 細菌殺傷能力を持つ人工ウイルスが開発!(日本分析化学専門学校配信)

309dfe16ed70b59b15f5b50f2061ff74_s.jpgイギリスの研究チームが、細菌殺傷能力を持つ「人工ウイルス」の合成に成功ましたこの人工ウイルスは20nm程度という非常に小さな球形で、標的となる細菌の細胞膜を壊す力を持っています通常の抗生物質は、細菌の細胞の内側まで入り込んでから作用しますが、この人工ウイルスは細胞膜に作用することで細胞全体を攻撃することができるのですそのため、抗生物質の効かない耐性菌に対する新たな策として期待が高まっています
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